2023年12月5日 更新

観光DXとは?

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 観光庁によると、「観光DX」とは、業務のデジタル化により効率化を図るだけではなく、デジタル化によって収集されるデータの分析・利活用により、ビジネス戦略の再検討や、新たなビジネスモデルの創出といった変革を行うものと定義されています。

 旅行者に対する利便性の向上による消費機会の拡大、観光地域づくり法人(DMO)や地方公共団体による観光地経営の高度化、宿泊業における情報管理の高度化による観光産業の生産性向上、それらを支える観光デジタル人材の育成・活用の観点を踏まえ、地域の実情に応じて推進していくことが重要と言われています。

 地方の観光地においては、国内経済の停滞の影響で観光需要が減少しており、厳しい状況が続いています。そのような状況からの脱却や、観光地が抱える課題の解決に向けて、さまざまな関係者(DMO、観光協会・組合、宿泊施設、飲食店、アクティビティ施設など)が連携し、地域が一体となってDXに取り組んでいくことが観光DX成功の鍵になるといえます。

観光業界と観光DXにまつわる課題

 観光業界は、デジタル化の遅れが指摘されており、特に生産性の低い業界であると言われております。生産性が低いと賃金が上げられず、雇用を増やすことが難しくなります。せっかく旅行者が増えても対応する人がいないことで、利用客の数を制限する施設も増えてきています。結果として、機会損失が発生してしまい、売上が減少してしまいます。

 また、デジタル化が進まない現場では、質の高いおもてなしを提供するために必要な旅行者に関する情報が限られたスタッフだけに集まってしまい、スタッフによって情報格差が生まれることで、おもてなしの質にムラが出たり、情報が得られないスタッフのモチベーションの低下を招き、自ら考えて行動する力が低下することもあります。

 このような低い生産性と情報格差が存在する現場では、特に若い世代の雇用を維持することが難しくなり、旅行者の満足度も下がり、リピートが減ることで、売上が下がってしまう悪循環が続いてしまう傾向にあります。

 また、デジタル化だけを進めてデータを収集したとしても、それを活用する目的や方法が具体的に定まっていないと、その効果を理解した上で取り組みを継続することは難しくなりますし、各施設でデータを活用できるスキルを持った人材を確保して継続的にマーケティング活動を実施していくことは、経済的に難しい場合が多いでしょう。

 また、観光DXを進めようと思っても、多額のシステム投資が必要になることも少なくありません。投資余力の少ない小さな施設ではDXのための仕組みを導入することが難しいケースも見られます。

 このような状況の中で、DMOや宿泊施設を中心とする観光事業者が直面する様々な課題に対応し、地域全体の持続可能な成長を図ることは必要不可欠です。ここで、弊社が伴走して観光DXを実現する仕組みをご紹介いたします。

観光DXプラットフォーム「里山コネクト」

 弊社が提供する「里山コネクト」は、顧客情報を活用した集客・マーケティングと観光事業者における生産性の向上の2つを達成することを目的とした観光DXプラットフォームです。

 地域で共通のプラットフォームを活用することで、地域全体をあたかも1つの旅館のように捉え、まち一体でおもてなしを提供することを実現するための仕組みといえます。
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里山コネクトの機能

 観光DXプラットフォーム「里山コネクト」は、いくつかの機能で構成されていますが、具体的にどのような機能で地域一体の集客・マーケティングと生産性の向上を実現していくのか、以下で説明していきます。

無料で使える予約エンジン「里山トラベル」

 「里山トラベル」は、初期費用・月額固定費用ゼロで利用できる予約エンジンです。シンプルな画面で使いやすく、DMOや観光協会などが運営する地域のポータルサイトと連携することができ、直接予約を促進します。また、宿泊施設、飲食店、アクティビティ施設などが自社で運営するWebサイトなど、色々な販売チャネルと連携することができます。

 これにより、エージェント経由の予約に比べて手数料を大幅に削減できるだけでなく、地域が自ら顧客データを収集し、その顧客データを地域一体となったマーケティングに活用し、何度も地域を訪れていただけるファンを創り上げることに貢献します。

 宿泊施設・飲食店・アクティビティ施設をまとめて予約することもできるため、訪れる観光客にとっても使いやすい仕組みになっています。

 また、予約手数料の一部を地域に還元する仕組みも用意しており、DMOや組合などが自ら稼げるビジネスモデルを構築することも可能です。

PMS「陣屋コネクト」 - 観光事業者の経営を強力にサポート

 「陣屋コネクト」は、旅館・ホテル管理システム(PMS)であり、宿泊施設だけではなく、飲食店やアクティビティ施設の運営をトータルでサポートし生産性の向上を実現するものです。予約管理、顧客管理、会計管理などの基本機能に加え、施設の運営に必要となるさまざまな機能を利用し、リアルタイムでの情報共有を実現することでスタッフの作業効率を飛躍的に向上させ、労働時間削減・コスト削減を実現します。

 予約エンジン「里山トラベル」と組み合わせることで、予約受付業務が自動化され、スタッフは目の前のお客様の対応に集中することができるようになります。こちらも無料でお使いいただけるプランをご用意しております。

 その他の機能としては、料理進捗管理、清掃管理、経営分析、アンケートなどがあり、施設ごとのニーズに対応して追加していくことが可能となっています。将来の予約情報に基づいた迅速な価格調整を行うことで、収益の増加を図ることもできます(レベニューマネジメント)。

 また、無人化・省人化された施設でも利用できる、旅行者のスマートフォンによりチェックインからチェックアウトまで完結できるサービスも提供しています。モバイルオーダー、スマートチェックイン・セルフチェックイン、混雑状況確認など、IoTと連携することで効率的な運営を実現できます。

まとめ

 観光DXは、観光業界にとって具体的な展望とそれを支える仕組みの両方が必要となる重要な取り組みです。

 里山コネクトの仕組みを活用することで、DMOは活動費を賄いながらさまざまな取り組みを継続することができるようになります。また、地域の観光事業者としても、生産性の向上、収益力アップ、賃金アップ、雇用確保といった好循環が生まれ、ビジネスの成長の足掛かりとすることができます。

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