2023年11月7日 更新

今や旅館・ホテルにとって、安定したWi-Fiサービスは必要不可欠

クラウド管理型ネットワークシステム「Cisco Meraki」でWiFiの通信環境問題を解決

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館内でのWiFiの利用可否は、お客様が宿泊施設を選定するときの大きな判断要素となっています。また従業員同士がタブレットやスマホを介して情報共有、コミュニケーションを行う陣屋コネクトユーザーにとって、安定したWiFiの通信環境確保はアキレス腱ともいえるでしょう。当記事では元湯・陣屋のその打開策をご紹介します。

打開に向けての試行錯誤の日々

WiFiを敷設したものの「つながらない」、「スピードが遅い」などのクレームが絶えず、アクセスポイントを増設するなどしても一向に改善に繋がらない、という悩みを抱えている旅館・ホテル施設様は多いのではないでしょうか?
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元湯・陣屋でも以前はこのようなトラブルが頻発。環境を改善するために1万坪敷地にイタチごっこのように50以上までアクセスポイントを増やしても不安定な状況は打開できず、逆に増やしすぎた分、問題箇所の特定、復旧に時間が掛かるなどメンテナンス負荷がかかってしまい試行錯誤に苦しんでいました。

Cisco Merakiの導入へ

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この苦境をどうにかしたいと無線LANシステムの刷新に着手踏み切ることとなり導入したのがクラウド管理型ネットワークシステム「Cisco Meraki」(シスコ・メラキ)。
決め手となった理由は以下の2点

・アクセスポイントをクラウドで一括管理することで運用管理の効率化が図れること
・Wi-Fi接続端末の位置情報を取得する機能が備わっていること

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施設内の従来の機器配置を抜本的に見直し屋外型5台と屋内型34台を配備。1本の回線をVLANでゲスト用/スタッフ用にネットワーク分離ですることでシンプルな配線を実現。
各アクセスポイント同士の干渉やローミングなども徹底的にチェックした上で配置を検証、クラウドで一括管理することで館内の通信状況を常に把握が可能となり、環境を向上させると同時にメンテナンスも容易となりました。
また、通信環境の改善だけに留まらず、将来的にIoT活用への可能性も踏まえ位置情報取得機能に着目し選定しました。
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導入に当たってはダイワボウ情報システムグループのディーアイエスソリューション株式会社に委託。同社の的確な支援により旧環境からの移行はわずか2日間で完了しました。

目を見張る成果

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導入後、つながりやすさ、切れにくさは大幅に改善し、滞在中のお客様からのクレームなどもなくなりました。また、落雷や台風による停電に見舞われた際に、クラウドから状況確認できるという運用管理性が発揮され、こうしたトラブルからのバックアップも迅速に対応できるようになりました。
また、Wi-Fi端末の位置情報取得機能を活用し、旅館のレイアウト図とAPの位置を組み合わせたヒートマップを作成。WiFi端末の位置情報も必要な時に見られるようになりました。今後、陣屋コネクトとCisco Merakiの連携をさせ、各利用端末(=各お客様、従業員)の位置情報を陣屋コネクト上から確認できるようにし、お客様の行動を先回りし各従業員が動くことで、旅館のサービス向上に向けた運用が期待できるはずです。こうした新しいサービスを創出し、陣屋コネクトユーザーの旅館・ホテル様に提案して行きたい考えています。

Wi-Fi構築についても陣屋コネクトの営業スタッフにぜひご相談ください!

Cisco Meraki 製品紹介

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営業 大友泰子 営業 大友泰子